
前回はコテージの前に到着したところまででしたが今回はいよいよ水上コテージの全貌を拝めるときがきました。カートがこれから数日間お世話になる我が居城を眺めてみると普通にめっちゃデカい、遠くからでも十分大きかったのですが近くでみるとそれを再確認させられました。外観は今まで通ってきた通路と同じで南国風の木目調で統一されていて雰囲気満天、なんか別荘にきたみたいな感じ。次に屋根に目を向けるとヤシの葉とかわら?みたいな葉っぱが覆いかぶさっててここでも南国風な感じでいっぱいです。東南アジアの高床住宅や南インドのエッセンスも感じられるモルディブならではのコテージという印象でした。そのあとカートからテクテクしながら降りて、いよいよ部屋の中とご対面。これまた木製のドアノブをひねり中に入ってまず感じたのはまるでアジアの高級スパのようなフレッシュないい匂い(タイ航空のおしぼりみたいな感じ)と同時に目に飛び込んできたのはまるで雲みたいにフカフカそうな純白が目に眩しいダブルベット、お姫様ベットを思わせる上部構造物が上から垂れているカーテンをしっかり支えています。足元に目を向けてみると、ツヤのある材木がインド洋に降り注ぐ太陽の光を眩しく反射させてより一層深みがました、ほこり一つない茶色い床を形作っているようです。その奥にはサンセットを見るのに最適そうないかにも南の島のいった感じのツルで編んだ背中の風通しがよさそうな椅子が1組待ち構えてくれています。その隣にはキンキンに冷えたウェルカム泡が花と一緒に冷やされています。そしてドアから左を見ると貝がらなんかをあしらったこれまた部屋にマッチしているドレッサースペースになります。ここのドレッサーはキッチリと必要なものが収まっていて旅先で心配する必要はないでしょう。メインルームは予想通り外観とマッチした別荘風に仕上がっていて期待を裏切らないクオリティです。
メインルームをぐるりと一周したら次は右のバスルームを見てみようとドアをひねって入ってみると今度はうって変わって白を基調としたモダンでスタイリッシュな部屋に変わりました、清潔感を出すためでしょうかインド洋のド真ん中の孤島で東京と変わらない感じのバスルームを使えるなんてなんだか変な感じですがこれはこれでありだと思いました。
それだも海外らしくシャワーとお風呂が分かれているのはグッとポイントです。でもシャワー室とのガラスの仕切りが下5センチくらい空いてるのでシャワーのあとはトイレ周りが濡れてしまいますw水圧は十分ですが水温調節の感度に難ありですw。お風呂の方も海外らしく底が深いため、身体を傾けずとも肩までしっかり浸かれてここも高評価。アメニティ類もタオル、歯ブラシ、スリッパ、バスローブ、クリーム類、シャンプー、コンディショナー、ボディソープetcなど普通に充実していて困ることはないでしょう。消耗品に関しては一日回(ベットメイクの時と3時くらいに1回)カートできて補充してくれるので不足することもないでしょう、余談ですがここまでアメニティ類をサービスしてくれるホテルは珍しいのでこういうとこで泡風呂を作るのもいいかもしれません(お湯を沸かしてる最中にボディソープをいれながらかき混ぜると泡風呂ができます、もし良かったら)
そしてこもシャンプー、ボディソープ、コンディショナーがまたいい匂いなんです(島に着いてからずっといい匂いがして鼻が癒されるw)何かの花とボタニカルなエッセンスが混ざった優しい匂いが身体を包みこんでくれる感じがします。後で調べてみたら欧州のブランドで天然成分を使った商品を展開しているそうです。
そしてバスルームから海の方向に何故かドアがついています。普通なら???って感じですがここは水上コテージ、今回の旅で筆者がどうしても譲れなかった理由がここにあります。そう、筆者は人生で一度でいいから部屋から直接海に入りたかったんです。考えてみてください、部屋からビーチに行くその道のりを。先ず部屋で着替えて準備をしてそれから炎天下の中ビーチを目指して移動してやっとビーチに着いたと思っても一息つくことも出来ず、場所の争奪戦を制し、人混みをかき分けてようやく海に入浴です。想像するだけで嫌になっちゃいますねwそんな時、部屋から数分で直接海にダイブしたい!って思わず思っちゃいますよね。そんな願いを叶えてくれるのがここモルディブであり水上コテージであるのです。「さっと海に入ってからご飯いこっか」なんて言う会話、一回くらいしてみたくないですか?今回はここまで、次回もよろしくお願いします。
おまけ 確かに水上コテージから海に入りたいけどなんだか怖い…って人、いると思いますよね、安心してください。コテージ周りは流れもゆるく浅いし最悪遊泳ブイの外にでなければなんとかなります。それにチェックインのさいにレクチャーを受けれたり部屋備え付けのライフジャケットもあるので安心です
コメント